初心者向けベース購入の手引き

まずはスタンダードのものを選ぶ
 

初めてベースを購入する際に一番気を付けたいのがこのポイントです。
スタンダードなものと言うのは世間でベストセラーになっているものです。

それだけ品質も良いので、人気がある商品です。何故スタンダードを一番に
オススメするかというと、ハズレというものが無いからです。

初めてのベース購入するベースというのは、基本失敗できません。
何故なら一番モチベーションが高い状態の時期に買ってみたは良いけど
やはりあまりしっくりこない。そんなベースを購入してしまったら
モチベーションも一気に下がってしまうからです。

スタンダードの商品だったらそんな失敗もかなりの確率で防げます。
「色々ありすぎて迷ってしまった…」そんな風に感じてしまったら

スタンダード商品を楽器屋さんに聞いてその中から選んでみましょう。
きっとしっくりくる一本に巡り合えるはずです！




出来る事なら試奏をさせてもらう

「ほとんど触った事もないから試奏なんてムリムリ！」
そう思ってしまう方がほとんどだと思います。
ですが、ほとんど触った事がなかったとしても
是非試奏をしてください。もし弾くのが恥ずかしかったり、勇気がなかったら
単純に触るだけでも構いません。

触ってみた時に純粋に「いいな♪」と思えるベースや「ほしいな！」と
すごく思うベースが必ずあります。実際に触ってみるまではそんな気持ちに
なっていなかったのに、触った瞬間から急激に気持ちが高まることもあります。

弾いてみなければ実際の相性というのはなかなかわからないものです。
恐れずに、ガンガン試奏しましょう♪




コストパフォーマンスを考えるなら国産メーカーを

一昔前までエレキ楽器は外国産、それもアメリカのものが良いとされてきました。

ですが技術が進歩した今、日本のメーカーはめざましい成長を遂げています。
特に私が国産のメーカーを進める一番の理由は、コストパフォーマンスの高さにあります。

いわゆるコスパというものですね(笑)。価格に対して価値があるのか無いのかを
示す言葉です。価格より価値がある商品の事をコスパが高いなどと言ったりします。

ではなぜ海外メーカーに比べて国産メーカーのほうがコスパが高いのか？
なぜかというと、輸送費の問題があります。

同じ価格の材、同じ人件費で同じ商品を作った場合、単純に考えて
輸送してくる外国メーカーのほうがその時点で価格が高くなります。

そういった理由で同じ価格帯の場合、国産メーカーのほうが純粋に
良い材を使えたりその分丁寧な作りにできたりします。

国産のベースブランドでしたら、フジゲン、バッカス等がおすすめです。




ネット環境を利用して、口コミをチェックする

ウェブサイトには様々な情報が転がっています。楽器の演奏レポートや口コミ等も
星の数ほどあります。

これは、実際に楽器を購入した人の生の声です。ですから、ひいき目なしに
純粋に評価をしているものが多いです。価格に見合っていないクオリティだったり
実際に弾いてみて良くなかったりするものは自然と評価が低かったりします。

逆に本当に良いものは評価も高いですし、売り上げ的にも高かったりします。
今はスマホで一瞬のうちにこのような情報も調べられます。
しかも通信料以外はすべて無料です。使わない手はないですよね。

実際にいくつか購入したいと思っているベースが決まったらウェブ上の口コミを
参考にしてみてください。自ずと購入するべきベースも絞られてきます。




ゆくゆくは初めてのベースを超えていく商品を！
最期のポイントは後々には新しいベースを
手にするという事を考えておくという事です。
これを聞いてトホホ…と思った方もいらっしゃるかもしれません(笑)。

ですが、エレキベースの世界は自身の成長と共に持つべきベースも
より良いものを選択していくのが当たりなのです。
弘法筆を選ばずという事はエレキベースの世界にあり得ません。

逆に言うと、自分自身がドンドン成長していけば自然と
次の一本が欲しくなるのです。

そうなるように沢山練習しましょう。
新しいベースの購入意欲は自分自身の成長の証なのです！